STEP1.資金計画相談

諸費用の算出や支払い先の説明

不動産を買う時には物件価格以外にかかる「諸経費」があります。

<新築住宅を買う場合>
表示登記料 (土地家屋調査士へ)
 買主様の新しい建物を登記所へ届けるための登記です。

・ 所有権移転登記 (国及び司法書士へ)
 権利証の作成、登録免許税、司法書士への報酬です。

・ 火災保険料 (損害保険会社)
 住宅や家財が地震や火災などの被害にあった時のための保険料。

・ ローン保証料 (銀行、保証会社へ)
 ローン借入れについて保証人を立てずに保証会社へ保証料金を支払うものです。 
 保証料なしという場合もあります。

・ 団体信用保険料 (保険会社へ)
 借入れ期間中に死亡された場合にローンを返済する保険の保険料です。

・ 事務手数料 (銀行へ)
 融資手続きの手数料です。

・ 仲介手数料 (不動産会社へ)
 売買金額に対して3%+6万円+消費税がかかります。

・ 印紙税 (国へ)
 契約書や借入契約書に貼る印紙代です。

・ 固定資産税 (売主へ)
 引渡日を基準に固定資産、都市計画税を日割により精算します。

・ その他 (各種支払先へ)
 地鎮祭や上棟式、ケーブルTV加入など予備費

勤務先、頭金、親族からの資金応援についての確認

最近の住宅ローン事情では、物件価格への100%融資や諸費用についてのローンなどもありますが、借入が多ければ返済も多くなりますので頭金は重要です。
ご自身の貯金の他、ご両親の援助や社内融資制度などを調べてみて下さい。

各種住宅ローンによる借入額の算出

住宅ローンを扱う金融機関や返済年数、返済希望額、その他各種条件によって借入金額が違いますので十分な検討が必要です。

不動産に関する質問受付

不動産の取引や現在の税金や住宅ローン控除又は不動産に関する用語など、疑問についてなんでも遠慮なく聞いてください。

STEP2.希望物件探し

希望する地域、価格物件探し

不動産を買う場合に一番重要な住む場所(通勤、通学)は大きなポイントです。
本人の希望以外にお子さんの学校区など、ご家族でよく話し合ってみて下さい。
当然予算も大きなポイントです。家探しをしている間に条件が変わることもありますので、その都度希望を聞かせてください。

物件の見学

ご本人だけで見学に行くほうが気楽だとは思いますが、中古住宅など売主さんが住まい中の物件又は敷地の境界や物件についての説明を必要とする場合がありますので、相手先(売主)への連絡を済ませて不動産業者である私たちと一緒に見学することをお勧めします。

建物仕様や近隣環境のチェック

更地での物件や建築中の物件などの場合、売主が定めた「標準仕様書」を基に設備の有無を確認する必要があります。買った後に大きな出費とならないよう付くもの付かないものをチェックすることが大切です。
近隣の環境は昼夜、平日土日で違いがありますので、何度か現地を訪れてみて下さい。駅までの道や買い物するお店や小中学校も徒歩でチェックを。

公共施設等の住環境チェック

市役所・病院・郵便局・銀行などは日ごろ必ず利用する施設ですので、物件以外にこちらも調べてみて下さい。

STEP3.住宅ローン事前審査

契約申込の前に金融機関へ住宅ローンの事前審査申請

昨今の売買契約は買主を守る観点から、住宅ローンが万一不成立の時には手付金を返してもらい白紙解約する契約になっていますが、一度売主買主が契約の場で調印した後に解約・・・というのは避けたい事ですので契約を行う前に売主へ相談の上、物件の担保評価や本人の収入や勤務先等々必要書類を金融機関へ提出して融資の内定をいただいておきましょう。

 

STEP4.購入の申し込み

売主への購入申し込み

事前審査により住宅ローンの見通しがたちましたら、売主へ購入申し込みを行いましょう。

買付証明書に下記事項を記入して売主に提出するのが習慣です。

  1. 購入物件
  2. 購入金額
  3. 手付金額
  4. 契約日時
  5. 購入者住所・氏名捺印(認印可)

STEP5.重要事項の説明

契約前の重要事項の説明をします

売買契約書を交わす前に行うのがルールです。
これから買おうとする物件について重要な事項について「宅地建物取引主任者」の資格者が市役所・建築指導事務所・登記所・水道事務所・銀行等々で調べた資料をもとに買主に説明を行うものです。

高額な買い物ですので、充分理解をしてから売買契約に進みましょう。

当日書類を見て質問するのは大変です。事前に書類をもらって読んでおくと話がスムーズに進みますのでお勧めです。

STEP6.売買契約の締結

売買契約の締結を行ないます

重要事項説明が充分理解できましたら、いよいよ契約です。
物件所在地、金額、面積、引渡し日等よく確認してください。
OKのようでしたら条文を読合せの上、買主欄へ署名・捺印して下さい。

※特約事項に重要な事柄が記載されている場合がありますので要チェックを。

STEP7.売主への手付金の支払い 

売主への手付金を支払います

契約書への署名・捺印が終わりましたら売主に手付金を支払って領収書を受け取って下さい。

これで契約終了です。 「おめでとうございます。」

これからがスタートですよ。契約が終わりましたら住宅ローンの正式申し込みや建物についての件など登記・引渡し・引越し・転出・転入と住所変更や申告など、初めて経験する事も多いと思いますので、当社へ遠慮なく連絡下さい。

STEP8.物件の引き渡し・残代金支払い・所有権移転登記

購入物件の引き渡し

住宅ローンを実施していただく金融機関にて売主・買主・司法書士が集まり権利証や抵当権の抹消及び設定等の書類確認が出来ましたら残代金や諸経費の支払いを行ないます。

アフターサービス

住まい後には確定申告や不動産取得税の軽減手続き、建物の不具合の修補などを行なわせていただきます。